つながる
地域の人、移り住んできた人、町に関わる人が出会うきっかけをつくります。
About Namitomo
なみともは、福島県浪江町で活動する地域団体です。
震災と原発事故によって一度途切れた日常の中で、人と人、町と人がゆるやかにつながる場をつくってきました。
こどもの居場所、地域の交流、防災コミュニティ、なみえ会議。制度だけでは届きにくい「暮らしのスキマ」に目を向けながら、誰もが孤立せず、安心して暮らせるまちの土台を育てています。
Message
なみともは、2018年2月に浪江町で生まれました。
きっかけは、とてもシンプルな思いでした。せっかくここに住むのなら、楽しく暮らしたい。そして、その楽しさを一人だけのものにせず、地域の人たちと分かち合いたい。
震災と原発事故を経た浪江町では、建物や道路が戻っても、人と人が自然に出会い、声をかけ合い、安心して過ごせる関係性は、すぐに元通りになるものではありません。
だからこそ、なみともは、イベントや話し合いの場、こどもの居場所づくりを通じて、人と人、町と人がゆるやかにつながる機会をつくってきました。
Namie Story
浪江町は、福島県浜通りの北部に位置し、山・川・海に恵まれた町です。
震災前には、地域ごとの暮らし、学校、仕事、祭り、商店街、海や田畑の営みがあり、そこには当たり前の日常がありました。
しかし、2011年3月11日の東日本大震災と、その後の東京電力福島第一原子力発電所事故により、浪江町は全町避難を余儀なくされます。暮らしの場から離れ、地域のつながりも大きく分断されました。
それでも、時間をかけながら少しずつ町に人の暮らしが戻り、帰ってきた人、移り住んだ人、町に関わり続ける人たちによって、新しい日常が育ち始めています。
震災前、浪江町には21,542人の暮らしがありました。2011年3月11日の地震と津波、そして原発事故により全町避難へ。多くの町民がふるさとを離れて暮らすことになります。
2017年3月31日、一部地域で避難指示が解除され、浪江町に再び住めるようになりました。しかし、再開直後に町内で暮らす人はおよそ200人。翌2018年に開校した小・中学校でも、こどもたちは10人からの出発でした。暮らしを支える環境や人のつながりを、一つずつ育て直す時間が始まりました。
2026年3月末時点で、町内で暮らす人は2,471人。こどもたちの数も約180人まで増えています。帰ってきた人、移り住んだ人、町外から関わる人、ふるさとを思い続ける人。それぞれの関わり方を大切にしながら、浪江町はいまも歩みを重ねています。
Why Namitomo
道路や建物、制度やサービスだけでは支えきれない日々の暮らしがあります。
地域の人、移り住んできた人、町に関わる人が出会うきっかけをつくります。
こどもも大人も、困ったときに声をかけ合える関係性を育てます。
一度きりのイベントではなく、日常の中に残るつながりを大切にします。
Mission
未曾有の事態から立ち上がるこの町には、制度だけでは埋められない「暮らしのスキマ」があります。私たちは、顔の見えるつながりを新たな“まちの機能”として編み上げ、誰もが孤立せず、安心して「あたりまえの暮らし」を営める、しなやかで持続可能なコミュニティの基盤を、浪江町から提案していきます。
Activities
話し合いの場、交流の場、防災の取り組み、こどもの居場所づくりを行っています。
こどもたちが「ありのままの自分」でいられる居場所づくり
地域の力を育み、自助と共助を促進させる自主防災組織をつくる
浪江町に関わる団体・個人同士の情報交換やネットワークづくりを行う場
住民同士、移住者、町に関わる人たちが自然に出会える交流の場づくり
History
2018年の設立以来、浪江町に必要な場を、地域のみなさんと一緒につくってきました。
活動拠点であるゲストハウスあおた荘をオープン。
町民向け交流イベント「郷土料理作り&お花見」を実施。情報交換会「なみえ会議」をスタートし、大学生による「なみえス米ルプロジェクト」の伴走支援も行う。
餅つき交流会、花見BBQ、馬頭琴コンサート、英会話教室「浪英会話」などを実施。地域イベントの運営協力も行う。
交流活動を自粛しながら、なみえ会議はオンライン等も活用して継続。ゲストハウスあおた荘は役目を終えてクローズ。
株式会社良品計画と協力し、防災ワークショップ「つながる防災DAY」を開催。LINEオープンチャット「浪江町を楽しもう!誰でも参加OK!」を開設。
浪江町のメインストリートである新町通りを盛り上げるイベントとして開催。
2023新町にぎわいマーケット、花見交流会、交流芋煮会を実施。東京都西小山で「ナミエの話 vol.1」を開催。
地域活動への取り組みが評価され、浪江町から復興功労者として表彰を受ける。
駄菓子屋&こどもの居場所「BASEマチナカ」を開設。
林内閣官房長官(当時)に、地域で活動する団体として浪江町での暮らしやコミュニティづくりの現状を説明。
イベントや防災事業での震災後のコミュニティづくりが評価。
国会議員の皆様に、浪江町におけるコミュニティの再構築や地域での暮らしを支える現場の取り組み、課題について説明。
Profile
Support
なみともの活動は、地域内外のみなさまのご協力によって支えられています。こどもの居場所づくり、地域の交流、防災コミュニティ、話し合いの場づくり。寄付、人材、物品、情報発信など、できる形での応援を歓迎しています。